2月14日(水) 総合面 夫婦別姓、賛成派42% 反対29%を上回る 内閣府調査

 内閣府が「家族の法制に関する世論調査」の結果を発表しました。選択的夫婦別姓制度の導入に向けて民法を改正すべきかを問うと「改めて(改正して)も構わない」とする賛成派(42・5%)が「必要はない」との反対派(29・3%)を上回りました。これまで20歳以上だった対象年齢を、18歳以上に引き下げたため単純に比べられませんが、賛成派の割合は最も高くなりました。

 世代別で見ると、60代までは賛成派が上回り、70歳以上は反対派が過半数を占めました。法務省民事局は「名字に対する受け止めの多様化や女性の社会活躍が影響した可能性がある」と分析しています。

 とはいえ、「改めても構わない」との賛成派に対して、結婚前の姓を選択できるようになったら、別姓にするかどうかを尋ねたところ、「希望しない」は47・4%で、「希望する」は19・8%。実際に夫婦別姓とするかどうかは、また別の問題のようです。

 いずれ結婚されるであろう皆さんはどう考えますか。